ちなみにダンナMも私も映画好きで、うちにはホームシアターがあり(でもテレビはない)、DVDもいつの間にかその数1000本以上。ブログでも少しずつ、オススメ作品を紹介していこうと思います。
さて、カンヌでは、拍手して作品を称える観客もいれば、上映途中にブーイング、(監督本人を含め)席を立つ観客もいた程両極端の反応。タイトルからして挑戦的なこの作品、記者会見でも興奮気味の記者達から攻められ気味に質問を受けてました。Lars von Trierは、持病のうつ病のせいでしょう、手を震わせ口ごもりながらそれにコメントしていました。
こんな話題でデンマークも持ちきりだったので、期待と怖いもの見たさ(なんたってジャンルはホラー)も相乗し、とてもスリリングな状態で観始めました。
そして、終わると…
もう、放心状態。
おぞましい、凄まじい、だけど…素晴らしい!!
ダンナMと顔を見合わせて、「ワーオ!すっゴーい!」と絶賛。
確かにダンナMでさえ目を背けたシーンもありましたが(私はしかと見た!)、ホラーという娯楽映画作品としてではなく、映像美を追求した芸術作品として捉えると、かなり評価の高い出来栄えです。特に悲劇の瞬間と歓喜の絶頂をスローモーションで撮ったプロローグは、極めて美しく完璧な仕上がりで、身が震えるほどの感動です。
カンヌでは散々ヒンシュクを買ったこの"ANTICHRIST"、北欧諸国では一部に評価が高く、先日北欧映画賞を獲得しました。これでLars von Trierのうつ病が少しでも快方に向かい、次回作にぜひとも励んでもらいたいと思います。
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驚き!私の中で『シャルロット・ゲンズブール』=金ちゃん!似てるもん!あ、顔よ。
返信削除と言うことは、シャルロット・ゲンズブール=雅子様の数式が成り立つ!?
返信削除ポリさんからのコメント日付: 2010年1月7日
返信削除>>>驚き!私の中で『シャルロット・ゲンズブール』=金ちゃん!似てるもん!あ、顔よ。